EFO l フォーム改善がディーラーに必須な理由

HPの運営を任されたものの、問い合わせが一向に来ないとお悩みの担当者様!

もしかしたらその原因は「問い合わせフォーム」にあるかもしれません。

本記事では問合わせにつながらない要因となっている
「お問い合わせフォーム」問題点と改善点を分析・解説しています。

①HPの成果が出ない原因は「お問い合わせフォーム!?」
②離脱が多い「お問合せフォーム」の2つの特徴
③「お問い合わせフォーム」を最適化する!EFOとは
④誰でも出来る「お問い合わせフォーム」の改善ポイント6選
⑤まとめ

① HPの成果が出ない原因は「お問い合わせフォーム!?」

・ホームページからお問い合わせが無い
・Web広告を打ってみたものの、効果が実感出来ない
・アナリティクスでは十分な流入があるのに問い合わせゼロ

実は全て「お問い合わせフォーム」が原因かもしれません。

問い合わせの増えない入力フォームを放置し続けると広告費の垂れ流し、見込み客の取りこぼしなどマーケティング担当者としては、憂うべき結果を招くことも…

成果につながるホームページを意識する上で、「お問い合せフォーム」は最も重視すべきポイントです。

なぜならSEOやリスティング広告などで得た流入を刈り取る役目を持つからです。

【成果につながるお問い合わせフォーム】とは
【直帰率】と【離脱率】が低く【残存率】が高い「お問合せフォーム」のことです。                                                             【直帰率】
「お問い合わせフォーム」へ来た人が、なにも入力せずページから帰った割合
【離脱率】
「お問い合わせフォーム」を入力したが、途中で離脱してしまった割合                                                                     【残存率】

【直帰率】【離脱率】をあわせて残った人の割合 

通常ECサイトや通販サイトなどでは、お問い合わせ・購入ページに来た人の約半数が入力完了まで進んでくれます。

これに対して自動車業界は弊社の経験上。
高くても10%前後です。

10%は、かなり低い数字で、せっかくのチャンスを見捨てている状況です。

他業種であれば100人に50人は、お問い合わせを完了するのにもったいないと言わざるお得ません。

 

 

自動車販売店に限って言えば、100人に10人しか問い合わせをしてくれません。

問い合わせに繋がらない理由…こんな言い訳考えていませんか?

言い訳:商材が高額で特殊だから??
A.不動産や新築なども30%以上は出ます。

言い訳:検討期間が長いから?
A.試乗予約やカタログ請求など検討する入り口でも10%以下です。

言い訳:車種ページなどが多く表示速度が遅い?
A.LP(ランディングページ)では重要ですがフォームでは強い相関関係はありません。

 

じゃあなぜ…?


離脱が多いフォームの2つの特徴

多いのはこの2つ

:入力項目数がやたらと多い
2:目的に対する過剰な質問

自動車販売店さまの多くが、お客さまの現在乗っている車種情報や詳しい居住地などユーザーデータの収集に注力されています。

しかし、その結果項目数が多くなり、途中で入力を諦められてしま
残念な「お問い合わせフォーム」が多々見受けられます。

悪いお問い合わせフォームの例

良いお問い合わせフォームの例

また記載する必要がある項目の洗い出しも大切です。

例えばカタログ請求フォームであれば、住所の入力は必須です。

試乗予約の場合はどうでしょうか。
試乗前に免許証を確認するためここでは不要です。

ですが、試乗予約フォームに住所入力を求めるディーラー様を数多くみます。
このような、不必要な項目を出来る限り削ぎ落とすことをオススメします。

 

③ お客さまへフォームを最適化する!EFOとは

今までお話した改善を実施することをEFO(エントリーフォームオプティマイゼーション=問い合わせフォームの最適化)と言います。

EFOの考え方は簡単で、ページに流入したお客様の気持ちを汲み取り
必要情報を可能な限り絞り込み、入力しやすいよう改善することです。

でも改善方法が思いつかない 

と悩んだ方の為に、今回は弊社で実施して効果出た改善ポイントをご紹介します!

 

④誰でも出来るフォームの改善ポイント6選

1.何の問い合わせフォームか、わかりやすく表示する

フォームの項目だけでなく、フォームページ上部に
【ヤリス 試乗予約予約フォーム】などひと目で分かる情報を適切なサイズで、
記載することで自分が目的のページに辿り着いたと認識しやすくなります。

 

2.不要な項目の洗い出し

不要な項目が含まれていないか、必ず洗い出しましょう。

少しでも入力数が増えると、入力せずに帰られる可能性があります。

どんなに収集したい情報であっても「お問い合わせフォーム」に
アンケートのような任意項目を設置することはおすすめしません。

お問い合わせフローの想定も含め、お客様の負担の少ない入力フォーム設計が必要です。

 

3.入力支援機能の導入

「入力支援機能」をご存知ないでしょうか。

入力支援機能とは
・郵便番号で自動の住所入力
「入力gif」
・必須項目の色付け
「画像」
・未記入ポイントをわかりやすく表示
「画像」

などなど、この他にもお問合せフォームの入力を支援してくれる機能です。

このような機能を導入するこで、お客様の負担の少ない、
快適な「お問い合わせフォーム」になります。

 

4.最適な質問項目を考える

ページ上部のカタログなどの説明を入れる。

たとえば「試乗予約フォーム」を思い浮かべてください。
ここで、必ず住所や年齢を聞く意味は、本当にあるでしょうか。

試乗する際、必ず免許証確認をします。
であれば、お客様に住所など個人情報を聞くのは、2度手間です。

このように、「お問い合わせフォーム」ごとに必須な項目は違います。
必ず最適な質問項目を考えましょう。

 

5.項目の長さや、入力方法見直し

入力項目が長すぎても、入力ミスの原因になります。

住所などは【市まで】【番地以降】で分けるなど
一度の入力量を減らす工夫をしましょう。

ですが項目が多すぎては、入力窓を移動する手間が増えてしまいます。

また、自由記載項目を消し、プルダウンメニューなどで選べるタイプに変えたり
ラジオボタンなど、なるべく入力しやすい形にするとより親切です。

 

6.ページの配色を見直す

お問い合わせページで、サイトのイメージカラーそのままで
問い合わせフォームを作成している場合。

配色の関係上、項目などの文字が見づらい「お問い合わせフォーム」が見受けられます。

文字の視認性も離脱の大きな原因になるため、必ず視認性の良い配色を心がけてください

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
普段気にすることの少ないですが、ホームページ上でお客様と私達の唯一の接点が「お問い合わせフォーム」です。 

「お問い合わせフォーム」が不親切だと、お客様はお問い合わせをしてくれません

お問い合わせページで、サイトのイメージカラーそのままで
問い合わせフォームを作成している場合。

この機会に、ご自身のフォームがお客様に対して最適化されているか
見直されてはいかがでしょうか。

 

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