「インスタグラム」、フォロワーが伸びる運用ポイントとは?

前編に続き、後編ではフォロワーが伸びる「運用ポイント7選」をご案内します。
前編の「運用方法6選」の項目を踏まえ、カーディーラー様のインスタを魅力的なアカウントにするための具体的な
ノウハウです

前編はこちらから 

またこの記事は、インスタ運営のご担当者のみならず、実際にインスタの投稿を作成される方にも、共通のルールづくりのためにも役立つかと思います。
自社の投稿をイメージしながらご一読ください。


◆「運用ポイント7選

1)カーディーラーならではのテーマを決めましょう!
インスタはかつての“映え”の投稿から、役立つ“情報”を提供する場に変わりつつあります。
ではカーディーラーのインスタとして、どんな“情報”が相応しいのでしょうか?
例えば、

→新型車デビュー時、プロの営業マンから見たアピールポイントは?
 例)エクステリア&インテリア、ココがおススメ!

→ショールームでお客様からよくいただく質問と回答
 例)2WDと4WDの違いって何?メリット、デメリットは?
 例)もうすぐ梅雨の季節。雨の日の運転、気を付けるべきはココ!

→ドライブがてら立ち寄る地元で人気のスイーツ3店をご紹介!
 例)実際に購入して食べたケーキの感想(女子社員が実食)

などは、いかがでしょうか。
また、ユーザーが後から見返したいと思う価値のある“情報”はインスタ内で「保存」されます。この「保存」が多い投稿は、インスタ側からも評価されます。
ちなみに、インスタのメインターゲットが20~30代の女性層であれば、難しい専門用語はできるだけ分かりやすい表現にするなど、常に読み手を意識することも大切です。

2)プロフィールのトップ画面には統一感を持たせましょう
「検索」画面から来たユーザーが、自社アカウントのプロフィールのトップ画面を見た時、各投稿画面がバラバラのデザインよりも、まとまり感のあるスッキリしたビジュアルの方が、好印象を持っていただけます。
例えば、

→トップ画面の各写真の色調を中間色でそろえ、おしゃれ感を出す

→テーマごとにビジュアルのイメージを統一する
例)新車デビュー紹介、お役立ち情報、イベント告知ごとにデザイン、色目をそろえる
例)写真に文字が入る場合、書体や位置もそろえる
例)車の写真であれば、同じアングルや画角でそろえる

最近ではインスタで使える様々な写真加工アプリが出ています。
その中から使いやすいものを選び、活用するのも良いかと思います。

3)位置情報を付けましょう
ご利用のインスタアカウントは、「ビジネスアカウント」でしょうか。
「ビジネスアカウント」であれば、位置情報に当たる住所を「プロフィール」登録することができるようになります。
また、個別の投稿の際も「位置情報を追加」で店舗名を検索、選択すると位置情報を載せて投稿することができます。
インスタグラムの投稿を見て、写真の店舗が自宅に近かったり、知っている場所であれば、親近感も一気に高まります。場合によっては、足を運んでみようと思われるかもしれません。
操作も簡単なので、ぜひ積極的に位置情報を追加し、店舗をアピールしていきましょう。

4)定期的に「インサイト」をチェックしましょう
前編でもお伝えしましたが、「ビジネスアカウント」でフォロワーが100名を越えると、「インサイト」でフォロワーの男女比、年齢層、アクセスした都市などが分かります。
また、見られている時間帯、曜日のほか、リーチされた投稿をランキングで表示することもできます。
どんな投稿が良く見られたかなど、今後の参考になります。
定期的に「インサイト」をチェックして、スタッフ間で共有しましょう。

5)「保存率」「ホーム率」を意識しましょう
最近のインスタのアルゴリズムは「ハッシュタグ」の多さよりも、投稿の「保存率」「ホーム率」を重視しています。
「保存率」は投稿がリーチしたユーザーの中で、どれだけの保存数を獲得したのかを表す割合です。計算式は「保存率=保存数÷リーチ数」です。
目安として保存率が2~3%を越えるとバズる可能性が一気に高まります。
「ホーム率」はフォロワーのうちどれだけのユーザーが、タイムラインから投稿を見たのかを表す割合のことを指します。
計算式は「ホーム率=ホーム数÷フォロワー数」です。
「ホーム率」が高いということは、多くのフォロワーのフィード欄にコンテンツが表示されているということを表します。
つまり、それぞれのフォロワーとの親密度が高いということを意味します。
目安はフォロワー2,000名までで、20~30%が一つの基準と言われています。

6)毎週23本の投稿を目指しましょう
投稿の頻度は毎週2~3本が良いとされています。
もちろん無理のない範囲で大丈夫ですが、定期的な投稿が「いいね」や「コメント」「フォロー」などのエンゲージメントを高めることは間違いありません。
ちなみに、投稿は「フィード(写真)」のほか「リール(動画)」も活用されていますでしょうか。
「リール」は全画面で表示されるので、没入感があります。
また、インスタ内で提供されている音楽はオールディーズから最新のヒット曲まで、人気曲が多数あります。
これからの音楽は、個人・企業関係なくリール内で使用可能ですので積極的に活用しましょう。
2022年2月、インスタを運営するメタ社は今後は「リール」に注力することを発表しました。
さらに同年6月、「リール」の長さをこれまでの60秒から90秒まで投稿できるようになり、合わせてリールを作成・編集できる複数のクリエイティブツールも発表しています。
これらの充実ぶりからも、インスタは「TikTok」や「YouTubeショート」などの短編動画を意識していることが分かります。
「フィード(写真)」と比べて「リール」は撮影、編集と手間がかかります。
ただ、インスタの編集機能を活用すれば比較的短時間で一定のクオリティの作品を作成ることができます。
今後のアルゴリズム的に「リール」にも力を入れることをお勧めします。

7)他社のインスタをチェックしましょう
他の都道府県や同じ商圏内のカーディーラー様のインスタも参考になります。
特にフォロワー数の多いアカウントはフォロワーを増やすための努力を積み重ねています。
どんなテーマを取り上げているのか。
他とは違う独自性は何か。
これらのアカウントをフォローしてみてはいかがでしょうか。
自社のフォロワーを増やすヒントが見つかるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事はカーディーラー各社様が運営されているアカウントを拝見しながら作成しました。
最後に、企業人として当然ですが、“炎上しない投稿”を心がけてください。
出演者の身だしなみ、言葉遣い、行動などに加え、投稿前の責任者のチェックも忘れないようお願いします。
また社内だけで盛り上がるような”内輪ウケ”のネタも避けたいところです。

本記事をもとに、ユーザーにとっての価値と見やすさを意識して、ユーザーがフォローしたくなるアカウントを目指していただければと思います。


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